卵巣機能が急激に低下し、エストロゲンの減少が顕著になる時期。
更年期の主な症状は、ホットフラッシュ、不眠、関節痛、情緒不安定、肌や髪の乾燥、めまい、耳鳴り、骨粗しょう症など。
注意:症状の出る時期や度合いには個人差があります。
【西洋医学からみた更年期】
・ホルモンの変化:エストロゲンの分泌低下により、脳の視床下部にある体温調節機能が影響を受け、突然のほてりや発汗(ホットフラッシュ)が起こります。
・骨への影響:骨密度が低下し、骨粗しょう症のリスクが高まります。
・肌や粘膜への影響:コラーゲンの生成が減少して肌の乾燥や、ドライアイ、膣粘膜の乾燥、組織のゆるみによる頻尿や尿失禁が起こりやすくなります。
・睡眠への影響:寝つきが悪い、夜中に目が覚めるなど、睡眠の悩みが生じやすくなります。
・代謝の変化:内臓脂肪が増えやすくなり、肥満や高血圧、糖尿病のリスクが高まる。
・心への影響:不安感やイライラ、気分の落ち込みなど、精神的に不安定になることがあります。
【東洋医学からみた更年期】
① 腎の働きの変化
東洋医学でいう「腎」は、生命力や成長、発育、加齢などに深く関わっています。
「腎」の働きが衰えると、疲れやすくなり、足腰が衰え、下半身に水分が溜まりやすくなり冷えが起こります。
② 陰陽のバランスの乱れ
東洋医学では、身体を潤(うるお)し冷やす働きを「陰」、身体を温め、活動を支える働きを「陽」と考えます。
陰(うるおい)の不足によって、乾燥やほてり、のぼせ、不眠などの症状が現れます。
【更年期を健やかに過ごすために】
同じ更年期でも、不調の現れ方は一人ひとり異なります。
大切なことは、ご自身の身体の変化に気づき、いたわってあげることです。
かめがわ鍼灸院では、東洋医学の考え方を大切にしながら、お一人おひとりのお話を丁寧に
伺い、その日の体調とその方の体質に合わせた、オーダーメイドの施術を行っています。